連投になりますが。。。
NTP サーバのアクセス制御設定について、ちょっとハマったので記録など。
FreeBSD 11.0-RELEASE-p1 に、昔 (FreeBSD 8.4) 使用していた ntp.conf をそのまま使ったら、ntpq -p コマンドがタイムアウトしたのでした。。。
さて、なにがいけなかったんでしょうか、と言う話です。
まぁ、結論から言うと、IPv6 の設定をしていなかったから、と言うことだったりします。
普通に rc.conf で ntpd_enable="YES" すると IPv6 でも listen するようで、自ホストからの ntpq 等は 127.0.0.1 ではなく ::1 から問い合わせているようです。
IPv4 の設定しかされていない ntp.conf では ::1 のアクセス許可が無いためにアクセスできなかった、と、そういうわけだったようで。
そんなわけでちょっと調べると、いろいろと情報がありました。
いつの間にやら、色々と新しい機能が追加されていますね。
問題は、マニュアルページに反映されていない事だったりしますが。。。(´д`;
FreeBSD 特有の話も含めてですが、昔とは変わったところをつらつらと。
・driftfile の指定は必要ない
/etc/defaults/rc.conf を見れば分かるが、ntpd_flags の指定の中で -f /var/db/ntpd.drift されている
・DNS ラウンドロビン等で複数の IP Address を持つサーバの指定には pool を使う
server の指定には FQDN を使用しなければならないため、複数のアドレスを持つサーバの指定は難しかった(同じものを3行書くとかの手法があった)が、最近の ntpd は pool 指定に変えれば大丈夫
・同期 NTP サーバの指定には "source" というディレクティブが使える
昔は、複数のアドレスを持つサーバへのアクセス制御等には、IP Address を全部並べる必要があったが、最近なら "source" と書けば良いため、非常に楽ちん
(マニュアルにはチラッとしか書かれていない)
・FQDN の記載で IPv6 を指定するには -6 を、IPv4 なら -4 を記述する
DNS での名前解決で IPv4/IPv6 を強制する必要がある場合に指定する模様
(昔のマニュアルページ読んだら、8.4-RELEASE でも対応してましたね (^^;)
と言うことで、最近だとこんな ntp.conf を書けば良いらしいです。
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pool 0.freebsd.pool.ntp.org iburst preempt
pool 1.freebsd.pool.ntp.org iburst preempt
pool 2.freebsd.pool.ntp.org iburst preempt
pool 3.freebsd.pool.ntp.org iburst preempt
restrict default ignore
restrict source nomodify noquery notrap
restrict 127.0.0.1
restrict ::1
restrict 192.168.1.0 mask 255.255.255.0 nomodify notrap
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昔の人なので、IPv6 は忘れがち (^^;
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