老朽化した File Server の代わりに、NETGEAR 社の ReadyNAS Ultra 6 を購入してみました。
NETGEAR ReadyNAS Ultra 6
http://www.netgear.jp/products/details/RNDU6000.html
その辺で売られている、バッキャローや IO-DATA や Planex だののやつは、Windows で使用される SMB/CIFS 位にしか対応しておらず、かなりの割合でお話になりません。
対して、これは、SMB/CIFS だけではなく、AFP (Mac で使用されます) や NFS (Unix 系で使用されます) にも対応しているため、PC-UNIX である FreeBSD や、Mac OS X を使用しているわたしにとっては、ありがたい製品です (高いけど。。。)
で、セットアップしてみたところ、ユーザを追加しようとしたときに、FreeBSD で使用している UID (1000, 1001) が、組み込みのユーザと被ってしまって登録できなかったりなんかして。
Add-on として提供されている SSH ログインを使用して覗いてみると。。。
・・・samba, netatalk を組み込んである、ただの Linux Box だっ!(笑)
えーと。。。
ある意味、やりたい放題ですか?(汗
UNIX 系を使用している人にとっては、楽な製品かもしれませんね。。。
2011/06/04
syslog のお話
伝統的な syslogd を使用していると、リモートホストにログを取る場合は UDP で通信するしか手がないので、信頼性低いよね、と言う話があります。
そんな訳なので、syslogd を置き換えるのに、何かいいのはないかなぁ、と。
有名なのは syslog-ng ですよね。
だけど、syslogd とは config の書式に全く互換性がないのですよ。
そんなわけで、互換性のある書式のものをピックアップ。
msyslog
http://oss.coresecurity.com/projects/msyslog.html
TCP 通信できたり、MySQL や PostgreSQL とかに吐けたりする。
が、1.08g が最終バージョンの模様。
2003 年から更新されてないらしい。
rsyslog
http://www.rsyslog.com/
TCP 通信できたり、SSL だのにも対応しているらしい。(IPv6 ready)
圧縮通信とかもできるとか。
BSD-style のブロックが書けるけれど、一部非対応。
# #!prog, #+hostname, #-hostname と言った、旧 syslogd 互換書式は未対応
# !* や +* とかやっても、プログラムやホストはリセットされない (未実装)
開発が継続していて、現在の最新は v5.8.1。(v6 は開発中)
乗り換えるなら、rsyslog ですかね。。。
そんな訳なので、syslogd を置き換えるのに、何かいいのはないかなぁ、と。
有名なのは syslog-ng ですよね。
だけど、syslogd とは config の書式に全く互換性がないのですよ。
そんなわけで、互換性のある書式のものをピックアップ。
msyslog
http://oss.coresecurity.com/projects/msyslog.html
TCP 通信できたり、MySQL や PostgreSQL とかに吐けたりする。
が、1.08g が最終バージョンの模様。
2003 年から更新されてないらしい。
rsyslog
http://www.rsyslog.com/
TCP 通信できたり、SSL だのにも対応しているらしい。(IPv6 ready)
圧縮通信とかもできるとか。
BSD-style のブロックが書けるけれど、一部非対応。
# #!prog, #+hostname, #-hostname と言った、旧 syslogd 互換書式は未対応
# !* や +* とかやっても、プログラムやホストはリセットされない (未実装)
開発が継続していて、現在の最新は v5.8.1。(v6 は開発中)
乗り換えるなら、rsyslog ですかね。。。
2011/03/21
ディスク流用時のハマり点
Intel Mac (Mac OS X) 等にて使用した HDD を、FreeBSD に流用して使用するときは、ちょっとしたハマりポイントがある。
それは、パーティションテーブルが GPT (GUID Partition Table) になっており、旧来の MBR (Master Boot Record) ではない、と言うことだ。
FreeBSD の sysinstall では MBR しか扱えないため、GPT のディスクを繋ぐと、スライス操作が行えないという事態に陥る。
FreeBSD 8 系以降で GPT を扱うには、gpart コマンドを用いる。
(7 系では gpt コマンド)
ディスクを GPT から MBR にするのであれば、すべてのパーティションを削除して、GPT エントリを削除することになる。
そのためには、以下のように操作する。
(以下の操作に出てくる da0 は操作するデバイス。 /dev/ を付けてはいけない)
まず、GPT の情報を取得する。
# gpart show da0
=> 34 1953525101 da0 GPT (932G)
34 6 - free - (3.0K)
40 409600 1 efi (200M)
409640 1953115495 - free - (931G)
次に、存在するパーティションを削除する。
(ここでは、1 しかないので、これだけ削除する)
# gpart delete -i 1 da0
da0p1 deleted
必要であれば、もう一度 GPT の情報を取得する。
# gpart show da0
=> 34 1953525101 da0 GPT (932G)
34 1953525101 - free - (932G)
すべてのパーティションを削除したので、GPT エントリを削除する。
# gpart destroy da0
da0 destroyed
以上で GPT は削除できたので、あとは sysinstall でも fdisk ででもスライスを切ればよい。
もっとも、FreeBSD は 7 系より GPT にも対応している上、MBR では 2TiB までしか扱えないため、これを機に GPT に乗り換えてしまうというのも手ではある。
その場合は、gpart にてスライスを追加していくことになるため、サイズ指定をブロック数で行わざるを得ず、ちょっとわかりにくいかもしれない。
(1 ブロックは 512 バイトですので、割り算して求めて下さいな)
man gpart
and good luck!
それは、パーティションテーブルが GPT (GUID Partition Table) になっており、旧来の MBR (Master Boot Record) ではない、と言うことだ。
FreeBSD の sysinstall では MBR しか扱えないため、GPT のディスクを繋ぐと、スライス操作が行えないという事態に陥る。
FreeBSD 8 系以降で GPT を扱うには、gpart コマンドを用いる。
(7 系では gpt コマンド)
ディスクを GPT から MBR にするのであれば、すべてのパーティションを削除して、GPT エントリを削除することになる。
そのためには、以下のように操作する。
(以下の操作に出てくる da0 は操作するデバイス。 /dev/ を付けてはいけない)
まず、GPT の情報を取得する。
# gpart show da0
=> 34 1953525101 da0 GPT (932G)
34 6 - free - (3.0K)
40 409600 1 efi (200M)
409640 1953115495 - free - (931G)
次に、存在するパーティションを削除する。
(ここでは、1 しかないので、これだけ削除する)
# gpart delete -i 1 da0
da0p1 deleted
必要であれば、もう一度 GPT の情報を取得する。
# gpart show da0
=> 34 1953525101 da0 GPT (932G)
34 1953525101 - free - (932G)
すべてのパーティションを削除したので、GPT エントリを削除する。
# gpart destroy da0
da0 destroyed
以上で GPT は削除できたので、あとは sysinstall でも fdisk ででもスライスを切ればよい。
もっとも、FreeBSD は 7 系より GPT にも対応している上、MBR では 2TiB までしか扱えないため、これを機に GPT に乗り換えてしまうというのも手ではある。
その場合は、gpart にてスライスを追加していくことになるため、サイズ指定をブロック数で行わざるを得ず、ちょっとわかりにくいかもしれない。
(1 ブロックは 512 バイトですので、割り算して求めて下さいな)
man gpart
and good luck!
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